2007-03-07 第166回国会 参議院 予算委員会 第5号
とりわけ奈良県の南半分を占めます吉野郡というのは急峻な山が続いておりまして、西側は十津川という川に沿った国道百六十八号線、東側は吉野川そして北山川に沿った百六十九号線、この二つの道路しかありません。その道沿いに住む方々にとってはこの一本道だけが正に生命線なんです。 ところが、今年の一月三十日、国道百六十九号線が土砂崩れが発生いたしまして、三名の尊い命が失われました。
とりわけ奈良県の南半分を占めます吉野郡というのは急峻な山が続いておりまして、西側は十津川という川に沿った国道百六十八号線、東側は吉野川そして北山川に沿った百六十九号線、この二つの道路しかありません。その道沿いに住む方々にとってはこの一本道だけが正に生命線なんです。 ところが、今年の一月三十日、国道百六十九号線が土砂崩れが発生いたしまして、三名の尊い命が失われました。
たとえば熊野川の上流に十津川と北山川ですか、あの瀞八丁の。瀞八丁の方は名勝だからこちらの方はダムや何かも規制しておりますわね、瀞八丁の熊野川の上流。ところが支流の十津川の方は電源開発をどんどんやっているんです。同じように、これは沢が違うんですよ。そういう点もう少し現状の認識もされた上でこういうときの新聞発表をしてもらわぬと困ります。このことを御注意だけ申し上げて先へ進めたいと思います。
第二点の国道百六十九号の奥海地区の現状でございますが、五十二年度からいまお話のございました交通不能区間の改築に関する調査に着手いたしておりまして、路線の検討、地質調査等を実施しておりますが、ちょうどこの地区は北山川沿いの吉野熊野国立公園地内を通過することになるわけでございまして、また地形も急峻であります。
百六十九号は、新宮市を起点として北山川沿いに北上いたしまして大和高田市に参ります国道でございますが、これにつきましては北山村におきまして現道拡幅による整備を進めておりまして、昭和五十四年度は事業費七千四百万円をもって改良工事を実施し、昭和五十五年度においても前年同様に工事の促進を図ってまいりたいと考えております。
新宮川は十津川と北山川の支川に分かれるわけでございますが、紀伊半島を横断いたします中央構造線というものが紀ノ川、それから吉野川を抜けて九州中部に抜けておるわけでございます。そういうわけでございまして、特に十津川筋におきましては、中央構造線を中心といたしましてかなりの地質変化を受けておるということでございまして、濁水、濁りが従前から発生しやすい地質を持っておるという認識をしておるわけでございます。
そこで私は、大滝ダムに関連してお聞きをいたしたいと思うのですが、新宮川の上流では、御承知のように、電源開発株式会社が、十津川水系あるいは北山川水系それぞれにおいて、いわゆる池原ダムとか、坂本ダムとか、七色ダムとか、あるいは十津川水系においては猿谷ダムから風屋ダム、二津野ダム、たくさんのダムを築造したわけです。
尾鷲、堺港の重油専焼火力と熊野川水系北山川の三水力発電所は、それぞれの会社の性格や電力需要の特性に応じて開発されたものであります。すなわち、中部電力尾鷲三田火力は、現在のところ出力七十五万キロワットでありますが、最終目標としては最大出力百七十五万キロワットに置いているのであります。これは中部地区の工業開発に伴う電力需要をまかなうための一つの拠点になっているのであります。
大台ケ原を中心とする山岳景観が、吉野山を取り巻く宗教文化史跡に裏づけられた部分と、南紀に展開する隆起海岸及び沈床海岸の景観の部分と、吉野山一帯に広がる森林景観及び北山川がつくる渓谷景観の部分とで構成されております。私たちは、時間の関係で瀞八丁と呼ばれている渓谷景観と海岸景観の一部とを視察するにとどめました。
それからこの北山川の七色ダムの関係は、そのまま大臣、おたくの一番足元である九頭竜川の開発がすぐ予定されておりますけれども、おおかた同じようなまぼろし部隊が蟠踞しておるやに承っております。これに対して本格的な補償をするということになれば、それはそのまま電気料金の高騰をもたらすことである。
まず通産大臣に伺いますが、六月三日の朝日新聞の三面記事のほとんど半分を費して、北山川の七色ダムの開発地の記事が載っておりまして、「ダムを食うまぼろし部落」という見出しのもとに、百七十七戸、四百七十一人の登録済みの人がここに住んでおって、いずれこれが補償が取りつけられるというので虎視たんたんとねらって、ここにまぼろし部隊が住居しておるそうであります。
○佐々木(良)委員 建設省の住宅局長、お見えのようでありますから承りますが、ただいま質問しておりますのは、六月三日の朝日新聞で伝えられておるところの北山川七色ダムのまぼろし部落という記事についてであります。これは建設省で住宅を建てられたり、あるいはその他の建設をやられる場合に補償問題の一つとして、あらためて新聞をごらんにならなくても、重大なる問題としてよく御承知のことだろうと思います。
一般財源に入れると了解してどこに使ってもいい——ただ言うならば、ここにちょこちょこと北山川開発というのが入っておるから名目的にはついておりますが、これはいまのこの基準からいうならば私は妥当なものではないと思う。
○田中(榮)政府委員 今回の奈良県下の北山川の電源開発の行ないました発電工事に関します補償問題につきましては、いろいろと問題を残しまして、まことに恐縮に存じておる次第でございます。
この骨材運搬道路につき、奈良県から地方交通、産業開発のためにぜひ北山川本流の右岸沿いの国道百六十九号線につなぐようにしてほしい旨の要望がございました。会社といたしましては、これは工事用資材運搬に資する点もありますので、三十一年十一日一日付の文書をもって実施することをお約束申し上げた次第でございます。
続きまして、電源開発株式会社に御質問いたしますが、電源開発株式会社が奈良県の北山川ダム建設に伴って補償金として支払った三億円は、補償の対象の具体的内容が何ら明確でなく、しかも電源開発株式会社としては従来例のないことだったと会計検査院から指摘をされておるようであります。これについてのまず経過を御説明願いたいと思います。
この水系の発電所は、全部を合計いたしましても、奥只見、田子倉、御母衣の各発電所はもちろん、同じ熊野川の支流の北山川水系でただいま工事中の地原発電所よりもその出力が少ないのでありますが、十津川に限らず、熊野川の水は、年間を通じてみますと豊富にもかかわらず、季節的に片寄っているため、これを利用するためにはいろいろと困難があり、特に経済的な開発ということになりますと、いまくらいの水の利用が限度だったようであります
) 兵庫県播磨地区を新産業都市建設法に基づく区 域指定に関する陳情書 (第八二七号) 北京、上海における日本工業展の開催実現に関 する陳情書(第 八六六号) 同(第一〇七六 号) 仙台湾臨海地域を新産業都市の区域指定に関す る陳情書(第八 七六号) 大分、鶴崎地区を新産業都市の区域指定に関す る陳情書(第 八七七号) 豪雪地帯の指定に関する陳情書 (第八七八号) 北山川電源開発計画
第二班は、剱木委員長と私の二人で、十一日から十六日までの六日間にわたって電源開発株式会社の北山川建設現場であるクチスボダム、尾鷲第一発電所、坂本ダム、池原ダム予定地、七色ダム予定地、奥瀞ダム予定地及び東亜燃料和歌山工場、丸善石油下津製油所、最後に大阪で赤間委員、岸田委員、椿委員の現地参加を得まして、堺臨海工業地帯を視察して参りました。
なぜ一体、二十八年のときの雨量に比較して、今回の場合には雨量から見れば少なかったのに、下流の水位が上がったのか、いろいろ疑問の点が出て参りましたので、そういった点についても、若干検討してみれば、やはり、最近できました北山川水系におけるダムの操作が原因ではないか。いわゆる水害時にかなり多量の水を放水しておる。
奈良県におきましては、吉野川、北山川、十津川、宇陀川というような各河川、いずれも大きく荒廃したわけでございます。これについての砂防工事を緊急に進めていただきたい。山地砂防と渓流砂防を緊急に進めていただきたい。ところで、今回のこの特別措置法案では、砂防工事に対する補助は三分の二ということになっておる。
従って、この辺に降りました雨が、北山川となって熊野川に注ぎ、あるいは吉野川から西流いたしまして和歌山県に入り、あるいはその北の方の宇陀川から木津川となって大阪に注いでおり、この河川の上流一帯にわたりまして激甚な被害を及ぼしたのでございます。この辺が五条市でございます。五条市におきましては警戒水位が三・六二メートルでございますが、約十メートルの水位となったのであります。
奈良県におきましては、奥地の山間部における集中豪雨のため、吉野川、北山川及び宇陀川を初めとして、これら河川の支流においても驚異的な増水をして、数多くの人畜の死傷はもとより、道路、河川等の公共土木施設にかつてない被害をもたらしている次第であります。
それから熊野川の開発の問題でございますが、この問題につきましてはお説の通りに北山川を尾鷲で分水いたす問題と、それから本流沿いに開発するという問題があるのでございますが、ただいまの状況におきましては尾鷲に北山川の水を分水するという計画のもとにおきまして、電発の申請に基きまして水利権の許可がされております。従いまして政府といたしましてはその方針で現在進んでおるわけでございます。
すなわち、尾鷲市長を会長とする尾鷲発電所建設期成同盟会からは、北山川の分流案を支持し、同工事が最近に至って技術的調査を理由に一時着工を見送られていることに関連して、この分流案が廃止され、北山川本流筋に発電所を設置するよう計画変更されるのだといううわさがあるとして、既定方針通り進めるべきことを陳情されております。
この間、前におられる小山委員と一緒に熊野川水系ダムの調査に行きましたが、あの北山川の上にある村で、老齢年金制度をやっておる。私は非常な驚きを感じました。
それからその次が近畿の地区になりまして、奈良県、三重県から流れて和歌山県の新宮の方へ流れて参っております熊野川水系、上流は十津川と北山川の二つに分れておりまするが、この熊野川水系で四方地点水力発電所を計画いたし、これは発電所の数は四つでございまするが、堰堤は大体三つと、ほかに調整地を一つということで、四カ所で二十六万キロワットになるのでございまするが、これも最近の電力の利用状況にかんがみまして、予定